NURO光 デメリット

中国製の通信機器を使う危険性

NURO光が提供しているONU(回線終端装置)は、中国製(HuaweiかZTE)です。この2社、実はアメリカから使用を控えるべきと警告されている2社なんです。アメリカの報告書によると、華為技術(Huawei Technologies)と中興通訊(ZTE)のネットワーク機器は、中国政府が米国の通信に対するスパイ行為やサイバー戦争を行うために利用される可能性が懸念されるということです。ZTE社については2012年5月に、同社が販売する「Android」搭載スマートフォン「ScoreM」にバックドアが仕掛けられていることが指摘され、同社はこれを認めています。

 

世界中で警戒されるファーウェイとZTE

世界一を狙う中国のIT企業……。そんなイメージのファーウェイだが、実はここ数年、世界中で警戒される存在になっている。2010年にはインド政府が、ファーウェイ製の機器には盗聴機能が備わったチップが組み込まれているとして締め出しを宣言。米国の大手通信キャリア・スプリントも通信設備の入札対象から、ファーウェイと中興通信(ZTE)の2社を「安全保障上の理由」で外している。

 

中国製の半導体チップに「バックドア」が発見される

出典 中国製の半導体チップに「バックドア」が発見される | スラッシュドット・ジャパン セキュリティ
ケンブリッジ大の研究者Sergei Skorobogatov氏が、半導体チップの挙動やその動作などをスキャンする手法を開発した。その手法を用いて米軍で採用されている中国製の半導体チップを調査したところ、製造者によってバックドアが埋め込まれていることを発見したという( Gigazineの記事)。このチップは軍事用で、原発、公共交通機関でも使用されているらしい。